【公募川柳応募虎の巻/公募川柳入選のコツ】第6回 公募川柳と文芸川柳 川柳の未来のために【尾藤川柳さん】
川柳の世界 「川柳」といっても一面から見ていると全体が見えなくなります。 今回の「公募川柳応募虎の巻」は、あくまでも「公募川柳」という分野においての考え方で、すべての川柳について当てはまる公式ではありません。もちろん、公…
川柳の世界 「川柳」といっても一面から見ていると全体が見えなくなります。 今回の「公募川柳応募虎の巻」は、あくまでも「公募川柳」という分野においての考え方で、すべての川柳について当てはまる公式ではありません。もちろん、公…
小さな公募川柳でも1000句を下らず、大きな公募川柳では10万句を超える作品が集まります。こんな中で「めだつ」作品を作らなければ、なかなか<大賞>の栄誉に浴することができません。 どうすれば、並み居る猛者の作品を抜けて、…
川柳は、誰にでも簡単に始められます。公募川柳の行事も多く、比較的安易な応募も可能です。ただし応募した作品が入選するかしないかは、作品次第です。 今回は、幾つかの注意点についてお話ししましょう。 入選のコツ① 誤植・誤記の…
川柳をつくる 「川柳」は、575のリズム(定型)にのせて、直接ニンゲンをよめば、一編の作品になります。 どんな切り口でもよいのですが、ただ目の前に起きた、または起きている事を十七音で報告しても面白みがありません。 まずは…
求められる作品、見捨てられる作品 「川柳」には、文芸としての川柳と遊びとしての川柳があります。 文芸としての川柳は、明治以降に西欧詩の流入の影響などを受け、作者自身の表現手段としての位置づけを得た時からはじまりますが、個…
川柳とは 「川柳」は、今や公募の一ジャンルとして賑わいを見せていますが、今から260年ほど前の江戸時代中後期(18世紀半ば)に始まった「川柳評万句合(せんりゅうひょう まんくあわせ)」に始まります。 いわゆる前句付興行で…